思考

大学生が退屈な講義に時間を割くくらいならやっておくべき3つのこと

うしくん
うしくん
講義退屈だなー。起きていようと頑張っても寝ちゃうし。
てらこー
てらこー
褒められたことではないけどその気持ちわかるなー。
うしくん
うしくん
でもいつも寝ているだけではもったいないから時間の使い方を見直してみようと思っているんだよね。
てらこー
てらこー
いい心がけだね!そんなうしくんにぜひやっておくべきことを教えるね。

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 大学の講義が退屈だという方
  • なんとなく大学に進学した方
  • 大学生のうちに何かやりたいと思っている方
  • 何をしたらいいかわからない方
  • やりたいことが見つからない方

「大学に行っても無駄!」「講義に出るな!」ということを伝えたいわけではありません。興味を持てずただ無駄な時間を過ごすぐらいであればその時間を他の時間にあててみてはいかがでしょうかという提案だとお考え下さい。

 

 

あなたはなぜ大学に進学したのか

「あなたはなぜ大学に進学したのですか?」

 

この問いに対して明確な答えを持っている人が今の日本にどれだけいるでしょうか。

おそらくかなり少ないでしょう。

大抵の人が「なんとなくみんな進学しているから」「いい企業に入るには学歴が必要だから」「大学生活をエンジョイしたいから」「親に大学は出ておくように言われたから」といった理由で大学に進学しているのではないでしょうか。

そしてそういう人はやりたいことも決まっておらず、その大学・学部でなければならない理由も特にないですよね。

例えば東大・京大に入りたかったけど落ちて結局北大にしました。という人はどうしても東大・京大じゃなきゃだめだという理由がないから北大に入っているわけです。

 

正直このようなモチベーションで大学に入ってもやる気がでないのはある意味当然のことなのです。

もちろんせっかく大学に入ったからには卒業しようとは考えるでしょう。しかしそれでは単位のための勉強であり、学歴を得るための勉強にしかなりませんよね。

 

貴重な時間をこんな風に無駄に使ってしまっていいんですか?

せっかく大学進学を選んだのであれば有意義に過ごしてみませんか?

 

 

正しい大学の使い方

大学は何と言っても自由です。

自分で講義を選択し自主的に学ぶことが要求されますし、バイトやサークルといった時間の使い方も自分で決めなければなりません。

高校までは学校に行き、与えられたカリキュラムで学んでいるだけでよかったわけですが、大学では与えられるのを待っている受け身の姿勢では十分に学ぶことはできないでしょう。

 

自由だからこそやる気や行動、経験によって一人一人の成長に大きな差が生まれます。

大学で大きく成長する人もいれば大して成長できず不満ばかりの人がいるのはそのためです。

では何をすればいいのか。一つの基準としては「自分の成長に繋がるか」です。

講義が退屈で寝てしまうくらいならその時間の使い方を見直してみましょう。

 

以下に大学生のうちにやっておくべき3つのことを紹介します。

やりたいことがない、何をやったらいいかわからないという方はこの3つを意識してみてください。

 

 

大学生のうちにやっておくべき3つのこと

お金の勉強

何をしたらいいのかわからない方はとりあえずお金の勉強を始めましょう。

お金を全く使わずに生きる人はいません。生きていくうえでお金は必要不可欠です。

大学生はこれから社会人になり、お金を稼ぎ、家や車を買ったり、保険に入ったり、税金を払ったりとより密接にお金と関わることになります。

特に社会保険や税金は義務であり、確実に支払わなければならないにもかかわらず、その保障の内容や金額の計算の仕方は教えてもらえません。

なぜお金について義務教育にならないのかが不思議なくらいですが待っていても何も変わりません。

自分で勉強するしかないのです。

何も考えず勝手に天引きされている人と、仕組みを理解した上で支払っている人ではどちらが手元により多くお金を残せるかは明らかでしょう。

大人になればわかるようになるかというとそういうわけでもありません。できるだけ早く、できれば時間にゆとりのある大学生のうちに勉強しておきましょう。

 

勉強しておいて損することはありません。それどころか得しかありません。

むしろ私自身の経験から言えば「もっと早く知っていれば..」と思うことばかりですので勉強していないことがすでに損です。

お金の勉強は学んだことが実生活ですぐに役立てられるものも多いので、成果が分かりやすいところも魅力です。

 

 

何から手を付けたらいいのかわからないという人はまずこちらの本を読んでみてください。

 

一生使えるお金の知識が広く網羅されており、日本の制度についてもわかりやすく書かれています。

また、マンガになっているので初めてでもすんなり読み進められます。

 

 

こちらを読んで「お金の勉強って楽しいかも」「もっと勉強したい」と思った方におすすめなのがFP3級を受験することです。

これはファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格であり、3級・2級・1級の順で難易度が上がっていきます。

FPの勉強では主に社会保険・生命保険・投資・所得税計算・不動産・相続税について学ぶことができます。

ファイナンシャルプランナーのような将来のライフプランニングのアドバイスを行う方だけでなく、金融機関に勤めている人や不動産業を担う人、相続相談を行う事務所の方など幅広い分野でFPの知識が役立っています。

特に資格はいらないという人も3級のレベルは学んでおくべきです。ただせっかく勉強するのであれば資格取得を目指してみることをおすすめします。

 

教科書の方だけでもちゃんと勉強すれば十分合格は狙えますが、知識を深めたい方や2級も受けようと思う方は問題集もやっておいた方がいいでしょう。

 

 

やりたいこと探し

やりたいことが見つかっていない方は多いのではないでしょうか。

でも全く焦る必要はありません。それが普通です。

むしろ何か行動しなければと思ってこの記事を読んでいるだけで他の方よりは前進しています。

 

私もやりたいことがわからず、ずっと苦しんできましたし、今もまだ正解はわかりません。

でもそれでいいんだということに気づきました。

要は人生を通してやりたいことを探し続けていくという感覚です。

「やりたいことは大学生までに決めなければいけない」「一度やりたいことが決まったら変えてはいけない」なんて決まりはありません。

 

じゃあ何もしないでいいのかというとそれは違います。

今までの人生でやりたいことが見つかっていないということは今後待っていても勝手に見つかる可能性は低いです。

 

ではどうやってやりたいことを探せばいいのか。

それはまず少しでいいから興味のあることを見つけ、行動してみることです。

むしろ行動しながら興味のあることを探していくと言った方が正しいかもしれません。

なぜなら私たちがやりたいことを探す時には当然ながら自分が経験したことや知っていることの中からしか探すことはできないからです。

知らない職業に就きたいと思ったり、行ったこともない国に住みたいとも思えませんよね。そもそも知らないんだから対象にすら入ってきません。

そこで行動を起こすことによりあなたがまだ知らなかった世界をどんどん開拓していくことが重要になるわけです。

セパタクローなんて名前も知らなかったマイナースポーツだけどやってみたらめちゃくちゃ面白いじゃんなんてこともあるわけです。

 

「やりたいことが見つかった!」と思っても世界を広げていけばさらに興味のあることが出てくるかもしれません。

これが人生を通してやりたいことを探し続けていくということです。

調べたり、会ったり、聞いたり、行ったり、食べたり。あなたの世界をどんどん広げ、やりたいことを探していきましょう。

 

 

起業することを考えてみる

これはやりたいこと探しにも通ずる部分はありますが、ぜひ大学生のうちに起業することを考えてみてほしいです。

「自分には起業なんて無理だ」「現実的じゃない」なんてことはひとまず置いておいてください。

実際に起業しろといっているわけではなく、あくまで起業するとしたらどうするかを考えるということです。

※もちろんこのアイデアなら起業できそう!だとか、とりあえず起業したい!という方はぜひやってみましょう。

 

日本ではたくさん勉強して、いい大学に入り、大手企業に就職することが幸せとされています。

もちろんこれを否定するつもりはありませんが

  • もし大手企業に入れなかったら?
  • 就職先が倒産したら?
  • このようなレールの敷かれた人生は嫌だってなったら?

あなたはどうしますか?

 

このように雇われて働くというのは会社に自分の人生をゆだねるという点では一つのリスクでもあるわけです。

ここで問題となるのは収入を1か所に依存してしまう点就職することしか選択肢がないです。

 

これを解決するためにも起業を考えることがおすすめです。

もちろんそう簡単に起業できるなんて思っていません。

しかし大学生のうちに起業できなくても、自分のアイデアを実現させるためにはどういう企業に就職して学ぶべきかという視点で就活を行うことができます。

万が一うまくいき、自分の力で稼げるようになればそもそも就職する必要はないという考え方もできますし、就職して安定した給料を得ながら副業的に自営業を行うという手もあります。

 

要は就職してずっと勤め続けるだけが全てではないのでは?ということをぜひ大学生のうちに考えてみてほしいというのが私の意見です。

収入源が1つより複数あった方がいいのは当然ですし、その方が人生の自由度が上がることは誰の目にも明らかでしょう。

就職し雇用されることを否定しているわけではなく、どうせなら辞めたければいつでも辞められる状況でもあえて雇用されることを選んでいるという状況が理想だと思っています。

 

起業について考えることは決して高尚なものではなく、リスクヘッジであり、自分の人生をどう生きていきたいのかを考えることでもあります。

起業できなくて当たり前ですし理想論だというのも重々承知です。しかし行動を起こさなければ状況は100%変わりません。まだいくらでもやり直しのきく大学生のうちにやってみましょう。

 

 

まとめ

  • なんとなく大学に進学している人は多い
  • 大学は自主的に学ぶ場であり、個人の行動次第で大きな差がつく
  • 大学でやっておくべきことはお金の勉強・やりたいこと探し・起業について考える
  • お金のことは関係しない人はいないが教えてもらえない
  • やりたいことを見つけるために知らない世界を開拓することが大事
  • 起業について考えることで就職先が絞りやすくなる
  • 就職だけが全てではない。人生をどう生きるか考えよう

どの大学に行くかよりもその大学であなたが何をしたかが重要です。

どんなにいい大学に入れたとしてもそこでやる気のない無駄な毎日を過ごすのであれば特に得るものはないでしょう。これが高学歴凡人の典型例です。

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何も空いている時間のすべてを自己成長につなげなければならないという話をしているわけではありません。

しかし自身でも勉強に力が入らず時間を無駄にしてしまっている実感があるのであればこの記事で紹介した3つのことは取り組むべき価値があると私は思っています。