この記事は
- ソーシャルレンディングをどこで始めたらいいかわからない人
- クラウドバンクとLENDEXで迷っている人
- それぞれのメリットとデメリットを知りたい人
の悩みを解決するために書きました。
ソーシャルレンディングとは?

そもそもソーシャルレンディングとは何なのか。
クラウドファンディングがわかる方は想像していただけると理解しやすいかと思います。
クラウドファンディングでは少額の資金を大勢の人から集め、その資金を利用して何かしら企画を行い、資金を支払った方は支払った金額に応じてリターンが用意されているものが一般的です。
ソーシャルレンディングも似たような仕組みであり、少額の資金を大勢の人から集め、その資金を利用して投資を行います。そして、出た利益から投資した金額に応じて分配金が支払われる仕組みとなっています。
要は大勢の人のお金を集めることで個人ではできない大きな投資を行うことができるシステムだと考えてください。
この資金を集め、融資につなげるサービスを行っているのがクラウドバンクやLENDEXなのです。
ソーシャルレンディングの特徴としては株やFXのような毎日の値動きがないため、投資をしたらほったらかしにしておくことができます。また、基本的に毎月分配金が受け取れるものが多いです。
クラウドバンクの特徴

詳細はこちらにまとめています。

クラウドバンクのメリット
- 安心感がある
- 常に投資先が用意されている
- 手数料が無料
- 即時入金できる
- サイトが見やすく、操作しやすい
クラウドバンクのデメリット
- 似たような案件が多い
- 短期間で運用できる案件が少ない
メリット

安心感がある
融資元本回収率が今のところ100%であり、まず損はしないだろうという安心感があります。
私も今のところ元本が返ってこなかったことはありませんし、毎月分配金が受け取れています。
常に投資先が用意されている
これはクラウドバンクの大きなメリットだと思っており、常に2~3くらいの案件が出ています。つまり、投資しようと思った時に投資できるということです。
手数料が無料
せっかく利益が出てもいろいろ手数料が引かれたら手元に残るのはごくわずか。では残念過ぎますよね?
クラウドバンクでは口座開設手数料0円、販売手数料0円、入出金手数料0円で投資することができます。これは些細に思われるかもしれませんが意外と重要です。
即時入金できる
クラウドバンクでは入金した金額がすぐに反映されます。つまり、投資したいと思った時にすぐに投資を始められるため、機会を逃す心配がありません!
サイトが見やすく、操作しやすい
他のサービスと比較していただくのが一番ですが、クラウドバンクはデザインがきれいで、直感的に操作することができます。私の中では使い続けたいと思う十分な理由になっています。
デメリット
似たような案件が多い
いつも用意されている2~3件はだいたい同じような案件で固定されており、分散して投資したいときには少し向かないかもしれません。
短期間で運用できる案件が少ない
クラウドバンクは基本的に6か月未満の案件が少ないです。6か月くらいであればいいですが、10か月とかになってくると少し長いなと感じる人もいるかもしれません。
先のことはわからないので、あまり長期で運用したくないという人にはネックになるかもしれませんね。
LENDEXの特徴

LENDEXのメリット
- 利回りがめちゃくちゃ高い
- 短期間で運用できる案件が多い
- 東急リバブルと業務提携を結んでいる
LENDEXのデメリット
- 募集開始時間が決まっている
- 投資できるかは早い者勝ち
- 入金手数料がかかる
- 即時では入金できない
- サイトは少し見づらい
メリット
利回りがめちゃくちゃ高い
クラウドバンクの平均利回りは6.99%となっていますが、LENDEXは10%越えなんてものもよくあります。
やはり投資するからには高い利回りで運用できた方が嬉しいですよね。
短期間で運用できる案件が多い
LENDEXは1年未満の短期投資中心であり、運用期間が2か月~5か月程度の案件もよく出ます。長期で投資したい方には物足りないかもしれませんが、わずかな期間だけ高い利回りで投資したい方にはおすすめです!
東急リバブルと業務提携を結んでいる
LENDEXは大部分に担保を設定しており、不動産の価値は東急リバブルも査定しているため万が一の際にも安全性は高いです。
もし返済困難となれば担保物件を売却して投資家に返済する仕組みとなっています。
デメリット
募集開始時間が決まっている
LENDEXでは〇月〇日〇時に募集開始しますという連絡が来ます。自分が投資したいタイミングは関係なく、あくまでもLENDEXのタイミングに合わせる必要があります。
仕事中の時間に設定されたら絶望的です。
投資できるかは早い者勝ち
募集開始時間が決まっているため、大勢の投資家がその時間にこぞって投資をします。30秒もたたず募集終了となることも珍しくありません。
つまり投資をしようと思ったら、募集開始時間より前から待機し、時間になると同時にバトルが繰り広げられるわけです。早くから待機していても投資できるとは限りません。(私は今のところ1勝2敗です。)
入金手数料がかかる
投資用のお金を入金する際の入金手数料は自分で負担する必要があります。この手数料が意外と高くつくのでデメリットとしました。ただし最近はネットバンクで振り込み手数料無料というところも多いので上手く利用しましょう。
即時では入金できない
時間にもよりますが投資前にいざ入金してみてもその日のうちに反映されないことはよくあります。特にLENDEXは募集開始時間が決まっているため、入金が間に合わなければ参加すらできません。早めに入金が必要です。
サイトは少し見づらい
クラウドバンクのサイトに慣れているせいもあるかもしれませんが、LENDEXのサイトは自分が投資した結果や入金、出金方法、投資のやりかたなど直感的には操作しづらいです。
これは皆さんも使っていただければわかるかと思います。
併用するべき3つの理由

理由1:分散投資ができる
投資の基本は分散投資です。
1か所に資産を集中させてしまうと万が一その会社に何かあった場合、全てを失ってしまう可能性があります。
つまりクラウドバンクだけになってもLENDEXだけになってもだめであり、理想としてはいくつかのサービスを併用することが望ましいです。
そういった点でもクラウドバンクとLENDEXを併用することは意味があります。
理由2:投資期間を分けることができる
クラウドバンクは基本的に6か月を超えるくらいの投資期間の案件が多いため、一度投資すると手元に資金がない状態が続きます。
特に初心者の頃は少し不安に思う方も多いでしょう。
もしかしたら途中で大きな資金が必要になる可能性も0ではないですからね。
その点LENDEXも合わせて利用すると、投資期間が2か月といった案件もあります。これくらいであれば少し不安も和らぎます。
また、投資期間自体を分けることも分散投資としては重要です。
理由3:投資効率を上げることができる
単純に考えると基本的に利回りが高いLENDEXを利用したほうがいいのでは?と思う方も多いでしょう。
しかし常に募集している案件がないことや、募集がかかっても必ず投資ができるわけではないことを考えると、クラウドバンクも合わせて利用したほうが投資機会を逃さずに済みます。
ちょうどクラウドバンクとLENDEXはお互いのデメリットを補うような形になっているため、どちらか一方だけを利用するより併用することで最も効率よく投資できます。
最後に
ソーシャルレンディングは上手く利用すればこれほどストレスのかからない投資法は他にはないんじゃないかと思うくらい楽な投資法だと思っています。
投資先さえ決めてしまえば、あとはほったらかしでいいわけです。むしろ何もしようがありません。
値動きの変動で一喜一憂する必要もありませんので忙しく働いている社会人でも問題なくできます。
また、お金がお金を稼ぐ感覚を勉強するにはぴったりですし、毎月ある程度決まった分配金が受け取れるため計画も立てやすいです。
特にクラウドバンクとLENDEXを併用するメリットはこの記事で述べたとおりです。
※ただし、投資は絶対に儲かるというものではありませんので、あくまでもご自身の判断でお願い致します。
ソーシャルレンディングに慣れてきた方や、全世界の社会的に意義のある活動に投資したいと思ったらこちら。
