この記事はこんな方におすすめ
- なぜかお金が貯まらない
- 固定費削減しようとは思っているけれどなかなか行動できない
- 固定費削減のメリットが知りたい
- 固定費削減の一番の敵を知りたい
なぜお金は貯まるのか

なぜお金は貯まるんでしょうか?そして貯まらない人はなぜ貯まらないんでしょうか?
一番初めに当たり前の話をします。
あなたが稼いだお金(収入)からあなたが使ったお金(支出)を引いて残った金額が手元に残るお金です。
稼いだお金(収入)ー使ったお金(支出)=手元に残るお金
収入>支出であればお金が貯まります。
収入=支出であればお金は貯まりも減りもしません。
収入<支出であればお金は減っていきます。
という声も聞こえてきそうですが、とても重要なので今一度確認しておいてください。
お金が貯まる人とお金が貯まらない人の違いはこの計算が全てです。
つまり手元にお金をできるだけ残したい人にできることと言えば
「収入を増やす」「支出を減らす」
これしかありません。
中には貯金の仕方がよくわかっていないという方も多いので貯金は仕組み化してしまいましょう。

収入を増やす?支出を減らす?

じゃあ収入を増やそう!と思ったからといってすぐに収入を増やせる方はなかなかいません。
それができるならとっくにやっているはずですよね。
社会人はなかなか昇給せず、昇給があっても増えるのはほんの少しなんてこともあるでしょう。
収入を増やすために私たちができることと言えば
- 残業を増やす
- 投資をする
- 副業をする
といったところではないでしょうか。
もちろん収入を増やすための努力は重要です。
しかしお金を稼ぐために自分の時間を犠牲にするのはちょっと違うなと感じる方もいらっしゃるでしょうし、投資や副業で収入が増えるまでには時間もかかりますので簡単ではありません。
つまり私たちが先に考えなければならないのは支出を減らすことです。
これは今すぐ誰にでも始められることであり、成果がすぐに反映されます。
さらに支出を減らすことのメリットとしては支出を減らした金額がそのまま自分が自由に使えるお金(可処分所得)になることです。
例えば
1万円収入が増やせたとしても私たちが実際に使うことができる金額は1万円を下回ります。
これは収入が増えた分に応じて税金や社会保険料がかかってくるからです。

しかし支出を1万円減らせた場合には税金や社会保険料がかかってくることはないため、1万円全部を自由に使うことができるわけです。

つまり支出を減らす方が簡単でありながらお得でもあるわけです。
固定費削減が何より一番大事!!

支出を減らすために「じゃあ外食を控えよう」だとか「服を買うのを抑えよう」と考える方が多いでしょう。
しかしあまりにも支出を減らし、節約しすぎても日常生活が味気ないものになってしまいますし、つらいと続けることはできません。
そこでまず取り組んでほしいのが固定費の削減です!
固定費削減のメリット
- 支出を大きく減らせる可能性がある
- 一度見直せばずっと節約効果が続く
- 大きな我慢は必要ない
私の携帯の例を見てみましょう。
固定費を削減するためにずっと利用してきたドコモから楽天モバイルに乗り換えました。
これにより毎月携帯に払っていた金額が約7,000円から約1,200円になりました。
少なく見積もっても一月当たり5,000円の支出削減につながり、年間では6万円にもなります。
年間6万円余計に稼ごうと考えるとなかなか難しいですが、固定費の見直しであれば乗り換えの手続きの時に少し頑張るだけで済むわけです。
さらに私は家族3人とも乗り換えさせたため月15,000円、年間18万円の固定費削減に成功しました。
乗り換えた後も特に不便に思うこともなかったため、もっと早く乗り換えればよかったと後悔しています。
このように固定費削減は見直しの時だけ少し労力はいりますが、それ以降ずっと大きな支出削減効果が期待できます。
我慢しながら小さな節約をするよりもまずは固定費を削減できないかを考えてみましょう。
大きな固定費削減が見込めるものとしては
- 携帯
- 電気
- 光回線(WiFi)
- 保険
などがあります。
それ以外にも実はあまり使っていないのに毎月お金を払っているものなどないか見直してみましょう。
固定費削減の一番の敵

ここまでまずは固定費が削減できないか考えましょうという話をしてきました。
こう思っている方も少なくないでしょう。
「分かってはいるんだけどできない」これが固定費削減の一番の敵です。
ではなぜ固定費削減ができないのか。その理由は以下の通りです。
- 忙しくてそれどころじゃない
- 手続きが面倒
- 一度生活水準を上げると下げられない
①と②はそのままなので皆さんも理解できると思いますし、ご自身でもそういった経験があるのではないでしょうか。
そして中でもくせ者なのが③です。
人の心理は一度生活水準を上げるとそれが当たり前になってしまい、生活水準を下げたくないと思うようにできています。
例えば
- 一度家賃20万円のマンションに住んだ人が家賃5万円の部屋に引っ越したいとは思わないでしょう。
- 宝くじが当たった人が裕福な生活をし、結局破産してしまうというのもこのためです。
- 格安SIMに乗り換えると不便になると思えば乗り換えたくても乗り換えられないのもうなずけます。
- 定額で使い放題のサブスクや、30日間無料体験のようなサービスも一度体験するとそれが当たり前になることや解約の手間がかかるために継続を選ぶ方も多いので成り立つわけです。
もし「わかってはいるんだけどできない」という状況に直面した時にはこれらの固定費削減の敵が潜んでいることを思い出してください。
まとめ
- 収入ー支出=手元に残るお金
- お金を貯めるには収入を増やすか支出を減らすか
- 1万円収入が増えても手元に残るのは1万円未満
- 1万円支出を減らせば1万円全部手元に残る
- つらい節約は続かない
- 固定費削減は少しの手間で大きな効果が得られる
- 分かってはいても固定費削減は難しい
- 一度生活水準を上げると下げたくないという心理が働く
食費を削るにも限界がありますし、節電も続けるのは大変ですが、固定費削減は誰でもすぐに取り組むことができ、かつ効果も大きいです。
いつかやろうと思っているといつまでたっても行動できません。今やりましょう。
ただし切り詰めすぎて生活が苦しくならないようにだけお気を付けください。
そして固定費削減と並行して自分は毎月いくら固定費を支払っているのか、一か月あたりいくらあれば最低限生活できるのかを把握しておくと将来設計がしやすくなります。
保険の見直しをする際はこちらの記事もぜひご覧ください。
