思考

「大学進学すべきVS大学は行くだけ無駄」どっちが正解?正しい大学の使い方

うしくん
うしくん
大学は行くだけ無駄なんて話も聞くけど結局どうなの?
てらこー
てらこー
結論から言えば行っておいて損はないよ
てらこー
てらこー
ただし行っても意味がないと思う人がいるのも事実だよ
うしくん
うしくん
大学は行くだけ無駄だと思う人はいったいどういう人なんだろう?

 

この記事はこんな方におすすめ

  • 大学に進学するべきか迷っている
  • 今大学生だけどこのままでいいのか悩んでいる
  • 大学に行くだけ無駄という人はどういう考えなのか気になる

 

日本の大学の位置づけ

そもそも大学とは何か。

「教育基本法」にはこのように書かれています。

第七条 大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。

 大学については、自主性、自律性その他の大学における教育及び研究の特性が尊重されなければならない。

「高い教養と専門的能力を培う」という部分は皆さんも納得でしょう。

注目していただきたいのが「自主性、自律性」という言葉が出てきている点です。要は受け身の姿勢でいるだけではなく自ら進んで学びましょうねということです。

 

高校まではある程度決まったカリキュラムに沿って授業が行われるので、決まった時間に学校に行き、決められた授業を受け、決まった時間に帰るという毎日になります。

学校にさえ行けば生徒というのは教えてもらえる立場なわけです。

 

しかし大学は基本的には自分で受ける講義を決め、時間割も自分で決めることになります。

自主的に学ぶことが必要になるわけです。

そしてこれは何も講義に限った話ではなく、講義と講義の間の空き時間をどう使うか、バイト・サークルをどうするかといった全ての物事に当てはまります。

 

つまり大学というのは良くも悪くも自由であり、一人一人の行動の選択次第で価値が大きく変わってきます。

 

 

大学は行くだけ無駄なのか

大学進学すべき派と大学は行くだけ無駄派の論争が近年特に激しさを増してきています。

プログラミングやYouTubeにより学歴を問わず個人で稼げるようになったことも大きな要因でしょう。

最近はこのような意見を見かけることも多くなってきました。

大学院を卒業した私としてもこの意見に反論できないことは事実ですし、どちらかといえば私も大学は行かなくてもいいと思っている派です。

というのもこちらのツイートの通り、社会人としての仕事と大学で学ぶことはかけ離れており、役に立たないことも多いからです。(もちろん仕事にもよります)

 

ただしこれは私の認識の甘さゆえの問題でもあります。

何を隠そう私はなんとなく大学に入ってしまった部類です。

特にやりたいこともなく、講義はつまらないなと思いながら、学歴を手に入れそれなりの企業に就職するために仕方なく大学生活を送っていたようなくず人間でした。

そしていざ就活。特にやりたいことも無ければ、特に自分が誇れるものもない悲惨な状態でした。高学歴でなくても様々な知識や能力を持っている人はいくらでもいます。

卒業してから「時間を無駄にしたな」ということを痛感しました。

私と同じような経験をした人からすれば大学は行くだけ無駄と思っても仕方ないかもしれません。

 

しかしこれは「大学」が悪いのではなく、「自分の考え方や行動」が悪かったのです。

私は学歴さえ手に入れば将来安泰だとか幸せな生活が待っていると考え、大学の講義だけはちゃんと出席し単位もちゃんと取りました。

しかし「自主性、自律性」という点では特に何もしていませんでした。大学が教えてくれるというお客様気分が全く抜けていなかったのです。

 

じゃあ大学に行かないで自主的に学べばいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

それも一理ありますが、やりたいことや興味があることが定まっている人にとっては大学はきちんと学ぶことができる最適の場であることは間違いありません。

そして日本において就活で学歴が重要視される時代はまだまだ続くでしょうし、学歴があるに越したことはないのも事実です。

自分が人事担当だとしたら学歴がない人よりはある人を取りたいと思うのは当然ですよね。

 

つまり「学歴を得るため大学に行きつつ、自主的に勉強する」ことがおすすめです。

 

 

正しい大学の使い方

「学歴を得るために大学に行きつつ、自主的に勉強する」ことをおすすめしてはいますが、そんな難しく考える必要もありません。

結論から申し上げますと大学を卒業した時に自分が納得できていれば勝ちです。

何もせずだらだら過ごしたとしても自分が望んでしたことであり、何も後悔がなければそれは大学に行ってよかったということになります。

 

ただし特に目的は無いけど奨学金を借りてなんとなく大学に行くというのはあとで後悔することにもなりかねませんのでそこはよくお考え下さい。

講義をサボってバイトするような人もいますが、それでは本末転倒であることはこれを見れば明らかでしょう。(中には奨学金は低金利で借りられるのでそれを投資に回したらいいのでは?なんて意見もありますが)

せっかく奨学金を借りてまで大学に行くのであれば大学で何かを学ぼう、身に付けようという意思が必要です。

 

では大学をどのように使っていけばいいのでしょうか?

 

やりたいことが定まっている人

このような方は私がとやかく何かを伝える必要もありませんね。

その大学でやりたいことがあったからこそ、その大学に入り学ぶことを選んだはずです。

講義で学ぶだけでなく、教授や図書館など使えるものはフル活用し学んでいただければ何も問題はありません。

詳しく学ぶと見えてくることもきっと多いでしょうから、おかしいなと思ったり、こうした方がいいのではということがあれば思い切って起業して取り組んでみても面白いかもしれません。

 

 

やりたいことが定まっていない人

いわゆるなんとなく大学生になってしまった私と同じ部類の人ですね。

このような方々はとにかく自分が卒業後に後悔しないかを軸に行動を決めてほしいです。

何か自主的に勉強をしなければと焦る必要はありませんので、思いっきりサークルに打ち込んでみたり、恋愛にのめり込んでみても面白いと思います。(私はあまり恋愛をしなかったことも後悔してます。笑)

机に向かうだけが勉強ではありません。いろいろな経験をして話のタネが増えれば上出来ではないでしょうか。

もしそれでも何をしたらいいかわからないという方や、何かヒント・きっかけが欲しいという方はこちらをぜひ参考にしてください。

大学生が退屈な講義に時間を割くくらいならやっておくべき3つのこと講義退屈だなー。とりあえず単位取れればいいか。っていうそこのあなた。大学はあなたの行動次第で成長できるかどうかが決まってきます。でもやりたいことがなく、何をしたらいいのかわからない人はぜひお金の勉強・やりたいこと探し・起業について考えるの3つに取り組んでみましょう。これは一生付き合うべき課題です。...

 

 

まとめ

  • 大学は本来自主的に学ぶ場
  • 大学の講義自体はあまり社会で役立たない
  • 大学が無駄かどうかはやる気や自主性次第
  • 学歴は無いよりあった方がいいに決まっている
  • 大学卒業時に自分で納得できていれば勝ち
  • 奨学金は借金
  • 机に向かうだけが勉強じゃない。経験を増やそう

この記事での結論は「自主的に勉強するのであれば大学には行くべき」といったものになりました。

ただ行けばいいってものでもないよということを私が大失敗したからこそお伝えできればと思って書きました。

 

SNSを見ていると中には大学に行ったことすらない人が大学は行っても無駄と書いている場合もありますので気をつけましょう。

大学が無駄かどうか最後に決めるのはあなた自身です。

 

何をしたらいいのか悩んでいる方は本を読んで世界を広げることもおすすめです。

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