働き方

【就活生必見】企業選びには転職本が役立つ!新卒こそ読むべき2冊

うしくん
うしくん
そろそろ就活なんだけど企業の選び方がわからないんだよね。。
てらこー
てらこー
ほんとね。就職は人生でも大きな選択になるから悩む人は多いよね。
てらこー
てらこー
実際私も最後まで自分の企業選び、就活は正しかったのかずっと苦しみました。
うしくん
うしくん
そ、そうなんだ。。今の時代、大手企業に入ったからといって安泰とも限らないらしいし。どうしたらいいのー?
てらこー
てらこー
そんなうしくんにおすすめの転職本を2冊紹介するね!
うしくん
うしくん
え?転職?まだ新卒なんですけど??

 

この記事は

  • これから就活を始めようと思っている人
  • どうやって就職先を選んだらいいかわからない人
  • 自分の選んだ企業で大丈夫か不安な人
  • 転職を考えている人

の悩みを解決するために書きました。

 

 

就活におすすめの【転職本】2冊

 

新卒になぜ転職本をおすすめするのか

私は新卒での就活時には転職本は読んでいません。

しかし社会人でこれらの本を読んだ時にまず始めに思ったのは「就活前に読んでおくべきだった!!」に尽きます。

皆さんには同じ後悔をしてほしくないのでできれば学生のうちにこの本に出会っていただきたいです。

 

新卒になぜ転職本をおすすめするか先に結論をお伝えしておきます。

  1. 就職先をどう選ぶべきかという軸は新卒向けの本となんら変わらないから。
  2. 先人の経験から何が失敗だったのか、なぜ転職するのかを学ぶことができるから。

 

①就職先をどう選ぶべきかという軸は同じ

これから初めての就活なのに転職本をすすめるなんて頭おかしいんじゃないかと思う方がほとんどでしょう。それが正常です。

私も新卒の時であれば、転職本なんて見向きもしなかったでしょう。

 

しかしよく考えてみてください。

初めての就職も転職もどういう企業を選ぶべきかという点では軸は変わらないのです。

全く別物のように思われるかもしれませんが本質は同じだということです。

 

 

②先人の経験から失敗と転職理由を学べる

でもそれだけであれば

じゃあ新卒向けの就活本でもいいじゃん

と思いますよね。

それでも新卒向けではなくあえて転職本をおすすめするのは、そもそも転職したい方というのがどういう人かを想像していただけるとわかりやすいかもしれません。

 

誰もが始めからその会社を辞めるために就職しているわけではありませんよね。始めはその会社で働き続けようと思って就職を決めているはずです。

しかし何らかの理由があり、今の会社にこのままいていいのだろうか。と思ったからこそわざわざ労力を使って退職届を出し、転職活動をしてまで他の会社に入ろうとするわけです。

そのまま今の会社で働き続けられればそれが一番楽ですよね。でもそれができなかったり、そうしたくない理由がそこにはあります。

 

その何が失敗だったかという内容まで盛り込まれているのが転職本であり、

要は【何を基準に会社を選ぶべきか】だけでなく【今の会社選びの何が失敗だったか】、【なぜ転職を選ぶのか】を合わせて学ぶことができるのが転職本のいいところなのです。

 

他人の失敗や経験から学ぶことはとても重要です。あらかじめ知ることができれば自分はそれを回避したり参考にすればいいだけですからね。

 

 

転職してる人はどれくらいいるの?

出典:総務省統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf)

 

ではそもそも転職者ってどれくらいいるのでしょうか。

総務省統計局の発表によりますと2019年は351万人と2018年と比べ22万人増という結果です。2010年から転職者数が年々増加していることが上のグラフからも分かると思います。

また、転職者の割合を見てみますと

出典:総務省統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf)

 

就業者に占める転職者の割合は2019年平均で5.2%となっており、20人に1人が転職をしているということになります。

また、年齢で見ていくと新卒の方が一般的に属するであろう15~24歳の転職率が男女共に一番高く、男性で11.1%、女性で13.6%となっています。これは10人に1人が転職をしているということです。

皆さんが思っていたより転職者の割合は大きいのではないでしょうか。そして、この割合では皆さんも10人のうちの1人にならないとは決して言い切れませんよね?さらに24歳以降での転職率も考慮すると2人に1人は転職する時代とも言われています。

 

では、何が合わなかったのか、どんな企業を転職先として選ぶべきか、これは知っておいて損はないでしょう。

 

 

本の内容を少しだけ紹介

転職の思考法

・主人公青野がコンサルタント黒岩との対話を通じて転職を決めるまでを物語形式で記述しており、とても理解しやすい内容となっています。

・就職に必要なのはスキルや情報ではなく確かな「判断軸」であるということが本書では述べられており、その判断軸を養うための方法が全4章で構成されています。

・会社選びというのはつまり、自分自身をどの会社に投資するかを決めることであり、自分の市場価値(マーケットバリュー)を高められる会社を選ぶための3つの基準がわかります。

・また、やりたいことが分からないという人にこそぜひ読んでほしいのが第4章「心から納得のいく仕事を見つけるために必要なこと」です。仕事はつらいものじゃないといけないのか。やりたいことと仕事はどう考えたらいいのかが書かれており、私もとても参考になりました。

 

転職と副業のかけ算

・こちらは著者であるmotoさんの経験をもとに、どのようにして生涯年収を最大化していくかに焦点を当て書かれております。

・motoさんは20歳で年収240万円から転職と副業をかけ合わせ4度の転職を経て30歳で年収5000万までと「10年で年収を20倍超」にしたという経歴をもっており、その時に意識した「軸ずらし転職」という手法は新卒の方にもぜひ知っておいていただきたいです。

・本書の場合は失敗したから転職というのではなく、自分のスキルを高め収入を増やすための戦略的転職であり、この考え方は就職前に早く知っておきたかった。。と私は個人的に思います。

・また、これだけ稼いでいてもなぜ会社を辞めないのか、会社勤めをしながら副業をするメリットについても言及しており、非常にためになります。

その会社でしか使えないスキルを磨くのではなく、自分という商品の価値をいかに高め、外部に売り出していくかを考えましょう。

 

最後に

就職は人生を左右する大きな選択になると言っても過言ではありません。つまり悩んで当然です。

しかし悩みながらも何かしらの判断材料を見つけ、結局は1社に絞らなければなりません。

 

もちろん自分には合わなかったと思えば転職することはできますが、「この会社を選んだのは失敗だったな」と思う方は一人でも少ないに越したことはありません。

むしろ転職するのは自分の価値を高めるためであり、うまく会社を利用してやろうくらいの気持ちで就職先を選んでほしいです。

 

皆様が納得して就職先を選べますように。