銀行に預けているよりも50倍お金を増やせる国債の仕組みとは？

お金のことはよくわからない。

でもお金を増やす方法は知りたい。

そんなわがままなあなたに知っておいて欲しいのが国債です！

ただしお金を増やすと聞くと、つい怪しいと思ってしまうかもしれませんね。

しかし国債は「国に一定期間お金を投資すること」だと聞くとどうでしょうか？

少しは安心できるのではないでしょうか？

国債を活用すれば銀行に預けるより50倍お得にお金を貯めることができます！

 

国債って何？

国債とは簡単に言えば「国の借金」です！

公共事業（道路・橋・ダムなど）には莫大なお金が必要になることも多く、税金だけで賄うのは難しい場合もあります。

そんな時に国が必要な資金を調達するために発行する債券が国債ということですね。

 

そもそも債券とは？

債券というのは国や企業が資金を調達するために発行する有価証券のこと。

お金を借りるために発行されるのが債券なんだなと理解していただければ十分です。

ちなみに国が発行する債券だから「国債」なんですね。

国だけでなく企業が債券を発行し、お金を借りることもできるというのも覚えておきましょう。

 

国債でお金が増える仕組み

もちろんタダでお金を貸すわけではありません。

お金を貸したら返す時には利息と一緒に返してもらえるわけです。

そうじゃなかったらわざわざ貸さないですよね。

銀行にお金を預けて利息がもらえるのもそういう原理です。（少ないですが。）

 

ちなみに国債は基本的に発行時に償還期限と利率が定められています。

つまりお金を貸す時点で何年後にいくら増えるかがわかるということですね。

 

国債の金利利率

国債には3通りあります。

基本的に満期が長いほど金利も高くなります。

長い間お金を貸すので見返りが大きくなるのは当然ですよね。

 

変動金利型10年満期（変動10）

10年満期だが実勢金利に応じて半年ごとに適用利率が変わる。（変動金利）

 

固定金利型5年満期（固定5）

満期まで5年間利率が変わらない。（固定金利）

 

固定金利型3年満期（固定3）

満期まで5年間利率が変わらない。（固定金利）

 

国債のメリット

国債はなんといっても「国相手にお金を貸す投資」なので安心できるというのは大きなメリットです。

そして最低でも0.05%の金利が保証されています。

（大手金融機関の預金金利が0.001%であることを考えれば実に50倍。）

 

国債のデメリット

中途換金ができるとは言っても、1年以上経過していることが条件となります。

また、その際には直前2回の利息（税引前）×0.79685が差し引かれます。

（利息を受け取る際にはすでに利息（税引前）×0.20315が税金として引かれているため、要は直前2回分の利息が無かったことになるわけですね。）

それでも投資した金額より減ることはありません。

 

そして国が管理しているとは言っても何事にも絶対は無いというのは肝に銘じておきましょう。

（他の投資よりははるかに安全ですが。）

 

おすすめの国債の活用方法

国債がおすすめなのは、堅実で心配性な方です！

このまま銀行にお金を預けていても大してお金が増えないことは分かっているけど、投資を始めてお金を失うのはこわい。

そんな方は国債を活用しましょう。

国が保証してくれる投資＝国債です。

リスクが少ない分得られる利益も多くはありません。

しかし国債の最低利率0.05%というのは銀行の預金金利0.001%の50倍です！

 

まとめ

いかがでしたか？

国債はあまり知られていませんが、堅実さで言えば優秀な投資方法だと思います。

すぐに使う予定は無いけれども、なんとなく銀行に貯金しているお金がある。

そんな方にはぴったりです。

さらに詳しく知りたい方は財務省のサイトをご覧ください。➡https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/index.html

 

ちなみに国債は銀行や証券会社などの金融機関で買うことができます。

窓口に行くのが面倒だという方は楽天証券やSBI証券などであればネットで購入も可能です！