最近少額投資ブームが来てますが
結局どの証券会社を選べばいいのかわかりづらくないですか?
有名なところとしてLINE証券・PayPay証券・SBIネオモバイル証券がありますが、
よくわからなくて私は3つとも口座開設しました笑
そこで皆さんは迷わずに済むように、各証券会社を比較してみました!
先に結論を言ってしまえば
どの証券会社を選んでもそれほど大きな違いはありません!
なんとなくで選んでしまっても問題ありませんし、
全部使ってみて自分に一番合っているものだけに絞ってもいいと思います。
そうは言っても、入出金時の手数料や取引手数料など微妙に違いがあるのも事実です。
そこでこの記事では各証券会社の特徴を紹介し、皆さんが納得のいく選択をできるようサポートします!
LINE証券とは?
LINE証券とはLINE証券株式会社が運営しているサービスです。
野村証券の親会社である「野村ホールディングス」とLINEの子会社である「LINE financial」が共同で開発しています。
皆さんがよく知っているLINEの子会社なのであまりなじみのない証券会社で口座開設するよりも抵抗が少なく始めやすいのではないでしょうか。
もちろんLINEポイントを使って1ポイント=1円として株を買うこともできますし、LINE payを使えば入出金が即時に反映されるといったLINEならではのメリットもあります。
詳しくはこちらの記事で!

PayPay証券とは?
PayPay証券はソフトバンクとみずほ証券の提携により
「新たなライフスタイルに対応した次世代型金融事業」
の1つとして生まれた証券会社です。
2021年2月1日に「One Tap BUY」が社名変更し「PayPay証券」となりました。
「時間や場所に縛られないライフスタイル」に合わせた投資未経験者や初心者にも「わかりやすく」「親しみやすい」資産運用サービスを提供しています。
詳しくはこちらの記事で!

SBIネオモバイル証券とは?
SBIネオモバイル証券(通称:ネオモバ)はネット証券口座開設数No.1の「SBI証券」と貯まる・使える店数No.1のポイントサービスTポイントを繋ぐ「CCCマーケティング」の共同出資により誕生した会社です。
つまりSBI証券として築いた資産を管理するためのシステムやセキュリティのノウハウを持ちながら、Tポイントを利用して投資を行うことができるようにしたところがネオモバのすごさです。
Tポイントはもちろん1ポイント=1円で使うことができます。
詳しくはこちらの記事で!

入出金手数料比較
入金手数料
LINE証券
3通りの入金方法があり、手数料は以下の通りです。
- LINE Payからの入金→無料
- クイック入金→無料(対象金融機関:ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行)
- 銀行振込で入金→手数料は振込元の金融機関による
PayPay証券
入金方法は1通りであり、手数料は以下の通りです。
- 銀行振込で入金→手数料は振込元の金融機関による
また、PayPay証券は「おいたまま買付」というサービスがあり、入金することなく株を購入することもできます。
その場合の手数料は以下の通りです。
おいたまま買付(1万円以上1万円単位)
- 2万円未満→1回あたり220円(税込み)
- 2万円以上→無料
※対象金融機関:ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、南都銀行、ドコモ口座、ソフトバンクカード)
SBIネオモバイル証券
2通りの入金方法があり、手数料は以下の通りです。
- 即時入金→無料(対象金融機関:住信SBIネット銀行)
- 銀行振込で入金→手数料は振込元の金融機関による
おすすめは
LINE payユーザーまたは対象金融機関の口座を持っている人→LINE証券
住信SBIネット銀行の口座を持っている人→SBIネオモバイル証券
ただし、金融機関によっては振込無料回数を利用すればどの証券会社でも無料で入金できる。
出金手数料
LINE証券
2通りの出金方法があり、手数料は以下の通りです。
- LINE Payへの出金→無料
- 出金口座への振込→無料(2021年11月1日より)
※ちなみにLINE Payからの出金は220円(税込み)かかります。
PayPay証券
出金方法は1通りであり、手数料は以下の通りです。
- 出金口座への振り込み
- みずほ銀行宛→3万円未満の時110円(税込み)、3万円以上の時220円(税込み)
- みずほ銀行以外宛→3万円未満の時275円(税込み)、3万円以上の時385円(税込み)
SBIネオモバイル証券
出金方法は1通りであり、手数料は以下の通りです。
- 出金口座への振込→無料
おすすめは
LINE証券・SBIネオモバイル証券
取引手数料比較
※少額での投資を想定した手数料を比較します。
LINE証券
株を購入したい企業や時間帯によって手数料(スプレッド)に変動があり、取引手数料は以下の通りです。
取引手数料(日本株)
- 0.2~0.5%(9:00~11:20、12:30~14:50)
- 1.0%(11:30~12:20、17:00~21:00)
※ちなみにLINE証券では現在米国株は取り扱っていません。
PayPay証券
取引手数料は以下の通りです。
取引手数料(日本株)
- 0.5%(9:00~11:30、12:30~15:00)
- 1.0%(上記以外の時間帯)
取引手数料(米国株)
- 0.5%(23:30~6:00、夏時間は22:30~5:00)
- 0.7%(上記以外の時間帯)
※別途為替手数料:1米ドルあたり0.35円(35銭)
SBIネオモバイル証券
ネオモバは少し特殊で取引ごとに手数料はかかりません。
代わりに、サービス利用料という月額料金が発生し、以下の通りとなっています。
サービス利用料
月間の株式取引約定代金合計額が0円~50万円以下→220円/月額(税込み)
※月間の株式取引約定代金合計額が上がるにつれ料金も上がりますが、今回は少額投資想定で紹介させていただきます。
※ちなみにネオモバでは現在米国株は取り扱っていません。
おすすめは
米国株にも投資したいなら→PayPay証券
日中(9:00~11:20、12:30~14:50)取り引きができるなら→LINE証券
月に22,000円超取引するなら→SBIネオモバイル証券
各証券会社の特徴

これまで手数料関係を比較してきました。
これだけを見ると、米国株取引をしたい人以外はPayPay証券を選ぶメリットはあまりなさそうです。
しかし忘れてはいけないのは各証券会社のサービスの特徴はどうなっているかです。
はっきり言って、頻繁に入出金を繰り返さない限り手数料の差は大した金額にはなりません。(もちろん安いに越したことはないのですが。)
ということで以下に特徴を紹介していきます。
LINE証券
新規口座開設時に最大4000円相当の株がもらえる
新規口座開設時に簡単なクイズ2問に答えて正解すると最高3株分の購入代金がもらえちゃいます!
本当に簡単なので安心してください!
もし1問間違えても2株分の購入代金がもらえます。
自己資金0で投資を始めてみたい人にはうってつけですね。
セールがある
LINE証券は証券会社には珍しいイベントやセールが盛りだくさんです!
- 人気銘柄は午後の取引手数料が0円になるアフタヌーンセール
- 最大7%OFFで買える株のタイムセール
など他にはないお得な取引が可能です。
特に7%OFFで株が買えるというのは、実質買った時点で7%分儲けたようなものなので絶対に参加したいところです!
LINEポイントが使える
LINEポイントが使える。
これはやはりLINE証券の強みと言えるでしょう。
いきなりお金を投資にまわすのは不安だなという人はまずはポイントを使ってみてはいかがでしょうか。
PayPay証券
1000円ぽっきりで株が買える
他の証券会社にはない魅力として、株価に縛られず株が買えることをご紹介します!
通常株は買えたとしても1株単位であり、株価の影響で値段が変わってきます。
例えば任天堂で言えば、1株=54,760円(2021/12/29時点)ですので最低でも54,760円ないと、これまで株を買うことができませんでした。
しかしPayPay証券では1000円から金額を指定して株を購入することができます。
つまり1株未満の取引が可能ということです!
これは毎月〇〇円投資したい!という人にはぴったりのサービスですね!
米国株を購入できる
他の2社とは異なり、米国株を買うことができるのもPayPay証券の魅力です!
米国株を買うのはハードルが高そうと思っている方も、PayPay証券なら日本株を買うのと同様に米国株も買えちゃうわけです。
もちろんアップルやアマゾン、スターバックス、テスラといった株も1000円から買うことができます!
SBIネオモバイル証券
Tポイントがもらえる
ネオモバは毎月200ポイントの期間固定Tポイントが付与されます。
期限があるのと、ネオモバでしか使えないという制約はありますが、月額220円(税込み)を払って、200ポイントもらえるって大盤振る舞いすぎじゃないですか?
実質20円の手数料で取引できるわけですね。
これはすごすぎる。
Tポイントが使える
もちろんTポイントを株の購入に使うことができます。
これはネオモバの強みですね。
しかもTポイントって貯めてる方多くないですか?
LINE証券と同様にいきなりお金を使うのに抵抗がある方にはおすすめです!
まとめ
- 3社とも入金手数料を無料にすることは可能
- LINE証券とネオモバは出金手数料無料
- 取引手数料はLINE証券が業界最安だが、月に何度も取引するならネオモバがお得
- 米国株を購入できるのはPayPay証券だけ
- LINE証券は口座開設するだけで3株もらえて、LINEポイントが利用できる
- PayPay証券は株価に関係なく自分の投資したい金額で株が買える
- ネオモバはTポイントが利用でき、毎月200ポイントもらえる
いかがでしたか?
入出金手数料や取引手数料を比較すると少しずつ違いがありますね。
ここがなかなかわかりづらいのでしっかり理解しておきましょう。
ただし、本当に重要になってくるのはやはりその証券会社にしかない特徴ではないでしょうか。
LINEポイントをよく利用する方はやはりLINE証券がおすすめですし、Tポイントをよく利用する方はSBIネオモバイル証券がおすすめです。
また、「毎月3000円」のように金額を決めて投資をしたい人はPayPay証券がおすすめです。
各証券会社の特徴を見極めて口座開設してくださいね。
もちろん3社とも口座開設しても全く問題ありません。
特にLINE証券は新規口座開設するだけで最大4000円もらえるので、とりあえず開設しておくのもありです。
使ってみて使いづらければやめればいいだけですからね。
ぜひ参考にしてください。