結局はどうしたらいいの?
気が付けばブログの記事も50を超えました。
あれも書きたい、これも書きたい。と下書きだけ溜まってはいますが、
じゃあ実際どう行動するのがベストなのか。
何をすればお金持ちになれるのか。
私が今まで学んできた上での結論を示しておきたいと思います。
ただこれも私が思うベストであって皆にとってのベストではないと思います。
こういう考え方もあるんだなと参考にしていただければ幸いです。
先に結論を伝えておくと、考え方はいたってシンプルです。
こんなの勉強するまでもないでしょ。と思うかもしれませんが、
いろいろな本を読んだり、FPの資格を取ったりしていく中で到達した私なりの結論です。(現時点での)
- お金持ちになりたい
- 収入が少なくても豊かに生活したい
- お金に振り回されないようにしたい
そんな方はぜひ読んでみてください。
①支出を把握する
まず何よりも重要なのが支出を把握することです。
お金持ちになりたい!
お金が貯まらない…
そういう人に限って自分が普段いくらくらい使っているのか全く把握していないことが多いです。
- 自分は1か月(1年)いくらあれば生活できるのか。
- どれくらい無駄遣いをしているのか。
最低限これくらいは把握しておくべきでしょう。
特に毎月必ずかかる支出=最低限必要な金額
ということになるので、必ず把握しておきましょう。
※この後も支出というのは基本的に最低限必要な金額のことを指します。
家計簿をつけて完璧にわかるのがベストではありますが、まずはざっくりでもいいです。
だいたいいくらくらい使っているのかはわかる状態になりましょう。
そしてどれくらいのお金があれば生きていけるのかを知っておきましょう。
これが分からないためにずっとお金の心配をしている方が多いです。
②固定費を削減する
①で支出を把握出来たら次は無駄遣いしているものを減らしていきます。
ここで特に重要なのが固定費の削減です。
固定費というのは毎月何もしなくても支払わなくてはならない費用です。
例えば家賃や通信費、サブスクの支払いなどです。
もちろん支出を把握すると、いらない服を買ってしまったり、外食に行き過ぎているといった問題点も見つかるかもしれません。
しかし、何でも制限するとお金は貯まるかもしれませんが、お金を使うたびに気をつかわなければならなくなり、つまらない人生になってしまいます。
これは本当にストレスです。
しかし固定費を削減すれば、最初だけは手間がかかるかもしれませんが、その後は勝手に支出を減らせます。
ストレス0です。
例えば携帯を格安SIMに乗り換えて6000円→3000円になったとしましょう。
最初の乗り換えは面倒ですが、その後は何もしなくても1年間で36,000円も節約になります。
このように固定費は大きな節約につながることが多いので減らせそうなものがあればぜひ見直してみてください。

③収入ー支出の把握をする
固定費も削減できたら次は収入を確認しましょう。
収入はさすがに把握しているとは思いますが中にはよくわかっていない方もいたりします。
当たり前ですが、収入が支出を上回っていなければお金は貯まりません。
収入ー支出=自由に使えるお金
ということです。
例えば収入20万円で、支出15万円だったら
20万円ー15万円=5万円
つまり自由に使えるお金は5万円ということがわかります。
この5万円で無駄遣いをしたり、貯金をしたりするわけです。
支出額がよくわかっていないといくら使っていいのかもわからないということになりますね。
そしてよくわからないまま6万円使ってしまったりするわけです。
これでは貯金ができないのも当たり前です。
④先取貯金をする
先ほどの例では収入から支出を引いた額が5万円だったため貯金できたとしても最高5万円ということになります。
しかし現実はいろいろ無駄な買い物をしてしまうため5万円全てを貯金することはできません。
というのも人間はお金があればあるだけ使いたくなる。という心理が働くからです。
頑張って働いて稼いだんだからこれぐらい贅沢してもいいよね。
もう少しお金があったら沖縄に行きたいな。
車が古くなってきたから買い替えようかな。
といったようにお金がありさえすればやりたいことはいくらでも出てくるからです。
お金が無いというのがある種のリミッターになってくれているわけです。
だからボーナスが入ってもすぐ大きな買い物をしてしまい意外と貯金できないなんて状況になりがちです。
この心理を理解した上で貯金する方法として先取貯金というものがあります。
収入ー支出=貯金できる金額
ではなく
収入ー貯金=支出額
という考え方です。
貯金に回す金額をあらかじめ決めておいて、給料が入ったらすぐに貯金にまわし、残ったお金で支出をやりくりするわけです。
この時のルールとして貯金には絶対に手を付けないでください。
お金が足りなくなったから貯金から使っちゃお。なんてことをやっていると永遠に貯まりません。
もし足りなくなるようであれば、無駄遣いが多すぎるか、貯金額の設定が高すぎます。
家族構成やライフイベントによっても貯金額は変動させる必要があります。
まずは無理のない範囲でやっていきましょう。

一休み
お金の基本はたったこれだけです。
簡単すぎて拍子抜けかもしれません。
本当にお金の勉強してきたのかよと思われても仕方ないです笑
しかし簡単そうに見えて意外と実践できていないからほとんどの人が貯金できていないわけです。
まずは実践あるのみ。
ある程度稼ぎがある人であればここまでの①~④までを実践し続けていただければ十分貯金できるはずです。
この先は読む必要ありません。
それでは続きを見ていきましょう。
⑤収入を増やし、支出を減らす
いきなり収入を増やせって言われても無理。と思われそうですがまずは聞いてください。
当たり前ですが、収入を増やすか、支出を減らすしか貯金額を増やす方法はありません。
ただ「無理だ」で片付けずにどうしたらできるかを考えてみましょう。
- 仕事で成果を上げ、昇進する
- 転職する
- アルバイトなど副業をする
- 個人事業を営む
- ポイントサイトを利用する
- 投資をする
- 物を売る
- 宝くじを当てる
- ギャンブルで勝つ
- とにかくお金を使わないように耐える
- ふるさと納税など制度を利用する
- ポイントを上手く利用する
とりあえず思いつくまま挙げてみました。
支出に関しては固定費削減も行っていただいているはずなのであまり減らす方法はないかもしれません。
ただし収入は増やそうと思えばあなたの頑張り次第ではなんとかできるかもしれません。
仕事に関する分類
- 仕事で成果を上げ、昇進する
- 転職する
- アルバイトなど副業をする
- 個人事業を営む
これらは仕事を頑張ってなんとか収入アップを目指すという分類です。
とりあえずは今の仕事で収入を増やせないか頑張ってみてはいかがでしょうか。
これが一番リスクは低いです。
資格を取れば資格手当がつくような会社もあります。
会社を上手く利用できるならそれに越したことはありません。
大変ではありますが副業が禁止されていなければそれも手ですね。
それが無理だったり、今の仕事が嫌なのであれば転職や起業を考えてもいいのではないでしょうか。
ただあくまでも仕事が収入の柱になることは事実ですので、例え少額でも仕事をして貯金をする習慣は身につけておきましょう。
取り組みやすい仕事以外の分類
- ポイントサイトを利用する
- 投資をする
- 物を売る
仕事を変えるのは厳しい。起業は自分には無理。という人はこの辺りが現実的で取り組みやすいでしょう。
ポイントサイトは以下の記事で紹介した通りです。

これは誰にでもできて一番確実に収入を増やす方法だと思います。
ただし収入を劇的に増やすことはできません。
塵も積もれば山となる。という気持ちで続けられれば何もやらない人より何倍もマシです。
投資についてはなかなか一歩目を踏み出すのが難しい人が多いと思いますので⑥の方でまとめたいと思います。
物を売るというのも今では常識になってきましたね。
メルカリ、ヤフオク、ラクマ、ブックオフ、セカンドストリート…など。
使えるものはなんでも使ったらいいと思います。
少し手間はかかりますが、これも確実に収入を増やすことができます。
要らないものが家に眠っている方はまず検討してみては?
ただしこれも一時的に収入を増やすことにしかなりませんし、要らないものを買ってしまっていることを自覚する必要があるかもしれません。
運に任せる分類
- 宝くじを当てる
- ギャンブルで勝つ
あまりおすすめしません。
というかネタで書きました。
しかしこれで実際に富を築いている人がいるのも事実ですので一応書きました。
ただし稼げなければ支出を増やすことにしかならないので、やるとしてもあくまで趣味でとどめてください。
⑥投資にまわす
私は投資についての記事をブログでいくつも書いていますが、別に強制はしていません。
お金を減らすリスクがあるから怖いというのは当然の感情だと思うし、私も最初はそう思っていたからです。
ですから、十分な収入がすでにあって、①~④を実践できるなら投資なんてしなくてもいいと思います。
ただ、投資をしないこともリスクかもしれないということは覚えておいてください。
これもあくまでも可能性の話ですが、インフレのリスクというのがあります。

そして銀行に預けていてもほとんど利息がもらえないという現実。
まだ日本では投資をしている人が少ないからいいですが、もしみんなが投資をするようになってお金を増やしていたとしたら、投資をしていなかったことが損に感じる時代が来るかもしれませんね。
私自身投資を始めたころは損失を出していましたが、今は利益が出ているので、投資していない人は正直もったいないなと思ってます。
使っていない余っているお金があるのであれば、お金に働いてもらうという考え方は結構大事ではないでしょうか。
ただし投資とひとまとめに言ってもやり方次第でリスクは大きく変わってきますのでそこは注意が必要です。
私は怖がりで、お金を減らしたくないのであまりリスクは取らない投資を中心にしています。
そのかわり劇的に増えることもありませんが笑
そういう投資に興味がある方はぜひご相談ください。
また、投資は別に株やFX、ビットコインといったものだけではありません。
本を買うことや、資格を取ること、起業に向けて準備することなども投資の1つです。
将来のためにお金を投じて、後で大きな利益を得ようとするのが本来の投資というものです。
皆が貯金だけしていては経済はまわりません。
コロナ禍の今がまさにいい例ですね。
お金が必要なところに行きわたらず倒産が続いています。
つまり投資があるからお金が必要なところに行きわたり、発展していけるわけです。
こう考えると上手くお金を投じられるようになることも重要だということが理解できるのではないでしょうか。
投資はギャンブルではないんです。

もちろん貯金を頑張っていただいて将来私に投資してくれるのも大歓迎です笑
まとめ
- 支出を把握する
- 固定費を削減する
- 収入ー支出の把握をする
- 先取貯金をする
- 収入を増やし、支出を減らす
- 投資にまわす
皆さんが思っていたよりシンプルだったのではないでしょうか。
でも実際はこんなものです。
これらを実践するだけでもお金の不安がいくらかは解消するでしょう。
例えば私の場合、1か月にどれくらいの支出があるか把握できていたため、仕事を辞めても大丈夫だという判断ができたわけです。
貯金額もパート収入しかないわりに20代平均を上回っています。
これを読んでくださった方は私より収入が多い方がほとんどでしょうから、うまくお金と付き合っていってほしいと思います。
上手く貯められるようになると今度はどう使ったらいいのかという壁に当たります。
貯めるよりも使う方が難しいかもしれません。
お金は使おうと思えばあっという間に使えちゃいますからね。
お金の使い方についても後日記事にできたらと思ってます。