この記事はこんな方におすすめ
- 投資をいつ始めようか迷っている人
- 大学生で投資に興味がある人
- 大学生のうちに投資を始めるメリットが知りたい人
- 少額でもできる投資法が知りたい人
大学生で投資は早すぎる?

と思っている方多いのではないでしょうか。
そもそも投資に興味を持っている人や実際にやっている人は少ないのでそう思っても仕方ありません。
日本では社会人でも投資をやっている人は少ないですからね。
実は私も大学生の頃投資に興味を持ち、同じように悩みました。
そして結局大学生のうちから投資を始めました。
始めたときはこの判断が本当に正しいのかわかりませんでしたが今ならはっきりとわかります。
「投資は早く始めるに越したことはありません!」
20代の時から投資をしていれば、勝ち組の可能性は大ですね。
少額でもいいので始めてみて、続けることが大切です。
暴落の時でも、ひたすら続ける力が富を生んでくれます。アラフォーのときにひーひー言わなくて済みますwwhttps://t.co/NFwDlcaoay
— ジン@配当と優待好き💹 (@jin_walletplus1) January 9, 2020
あぁ。投資の本を読めば読むほど、「少額でもいいからもっと早く始めておけばよかった😩」って思う。あぁ。飲み会やら遊び代やらに散財💸してた頃が本当に悔やまれる。まぁ楽しかったからチャラか。。。😭😭
— たんこぶでぶんこぶ (@hanadam75429) May 3, 2018
20代で株式投資を始めたけど、それからニュースをよく見るようになって仕事にも活かせるようになった。もっと早く始めればよかった。
— gin 株式投資で資産作り (@gin31067628) April 6, 2020
このように多くの方が「投資を早く始めればよかった」と言っています。
よくある勉強と同じように後で後悔するパターンですね。
ではなぜ早く始めるべきなのでしょうか?
その理由をここから説明していきます。
大学生が投資を始めるべき5つの理由

投資経験を積んでおくため
投資を始めるには早すぎると考えた場合いつ始めるのが正解なのでしょうか?
- 社会人になったら?
- 貯金が100万円貯まったら?
- 30歳になったら?
こんなことを考えてみてもいざその時になったらまた何かと理由をつけて投資を先延ばしにしてしまうでしょう。
始めようかなと思った時が始め時です。
また、社会人になりお金もある程度貯まって「よし投資始めるぞ!」と思っても、そのタイミングでは始められない可能性があります。

なぜなら投資方法によっては「投資経験」が必要になるからです。
つまり若いうちから少額でも投資を始めておいた方が後々有利なのです。
自分のリスク許容度を確認するため
投資はリスクとリターンが基本的に比例の関係にあります。
短期的に見て50%の利益を出そうと思えば50%マイナスになる可能性があることは理解しておかなければなりません。
このどれだけマイナスになっても耐えられるかというのがリスク許容度です。

1万円投資して100円マイナスになっただけでハラハラする人もいれば、3,000円くらいマイナスになっても全然へっちゃらな人もいます。
少しのマイナスでも気になる人は現金の比率や債券の比率を高めた守りの投資をする方があっているかもしれません。
マイナスが気にならないなら思い切ってリターン重視で株の比率を高めてもいいかもしれません。
こればっかりは自分自身で実際にお金を投資して初めてわかる感覚だと思います。
社会経済について勉強するため
投資と聞くとギャンブルであったり金持ちがやるものというイメージがまだまだ根強いのではないでしょうか。
確かにきちんとした知識がないまま投資を始めればギャンブルにもなりえます。
そして金持ちほど余裕資金があるためそれを運用して増やすために投資を行っているのも事実です。
しかしだからといってあまりお金を持っていない一般人が無関係なのかというとそうではありません。
なぜなら私たちの社会は株の売買によって成り立っていると言っても過言ではないからです。
皆さんもよく知る大手の企業は基本的に「株式会社」ですよね。
「株式会社」はその名の通り「株」によって資金を調達し、そのお金で事業を行い利益をあげています。
つまり資金があればよりよい社会をつくれるという企業と、それを応援する人との間でのお金の流れが投資の本質なのです。

このように投資は悪いものでもなければ無関係なものでもなく、社会経済を成長させる上ではいたって当たり前のものです。
むしろ知らない人が多い日本の現状が問題ではないでしょうか?
そしてこれは実際に自分のお金を投資してみるととてもよくわかりますし、損をしたくないので嫌でも勉強しようと思います。
その知識は就活時の就職先選びや起業で役立ったりします。
時間を味方につけるため
投資においては複利という考え方が重要になってきます。
お金の増え方には大きく分けて単利と複利という方式があります。
単利というのは100万円を年利10%で運用した時には毎年10万円が受け取れるという考え方です。
一方複利の場合は増えた利息の分も次の年の運用に回すという考え方です。
1年目に10万円受け取れるのは単利の場合と一緒ですが、2年目は増えた10万円もあわせた110万円を年利10%で運用するため11万円受け取れ、3年目は・・・という具合に増えていくという考え方です。

年利10%というのは現実的にはなかなか厳しいですが、はやく投資を始めるほどこの複利の効果を生かすことができるわけです。
現実的に年利5%で運用した場合をシミュレーションしたものがこちらです。

100万円の資金を40年間年利5%で単利運用した場合約300万円ですが、複利運用の場合は約700万円になります。
このように複利で運用した場合には期間が長ければ長いほどその効果が大きくなります。
これが若いうちから投資を始めておくべき理由の一つです。
また、若いうちであれば投資で失敗したとしても十分取り返すだけの時間があります。
定年退職後に退職金で初めて投資をしようと考える方は結構いるようですが、その年で大金を投資にまわし、大損すると取り返すことは難しいです。
投資の情報はネットでもある程度得られはしますが、やってみて初めてわかることは正直多いです。
もちろん始めたころは失敗する可能性も高いですが、失敗しないと学べないと言ってもいいでしょう。
どうせ失敗するのであればできるだけ若いうちに少額で始めておくに越したことはありません。
無駄な出費を抑えるため
最後の理由は私自身も投資をやってみて初めて実感したことなのですが、投資を始めると無駄な出費を減らすことができます。
これは私自身が一番驚いた投資の副産物です。
大学生で投資を始めると正直大した金額を投資にまわすことはできません。
しかしそれでもお金でお金を増やす感覚を知ったり、投資について学んでいくうちに、次はこれに投資したいだとか、もっと投資金額を増やしたいと思うようになります。
するとその資金を捻出するためにはどうしたらいいかを考えるしかありません。(正確には意識せずに気づいたらそう考えてしまっていたという感じです。)
私の場合は大学生の頃よく服を買いたい衝動に駆られていましたが、投資を始めてからはこの服を買うくらいなら投資にまわそうかなと考えるようになり、結果的に無駄に服を買わなくなりました。
社会人になってからも無駄な飲み会に行くくらいなら投資にまわしたいと思うこともしばしばありました。

もちろん何でもかんでも抑えて投資にまわすべきだとは言いません。それは人それぞれの価値観によるからです。
ただ、投資にはこのような効果があることも知っておいても損はないでしょう。
お金がないから投資はまだ早いかななんて思っていましたが、投資を始める前より始めた後の方が貯金できました。
特にお金を使うことがストレス発散になっている人ほど投資はおすすめです。
投資はお金を使っているような感覚が得られながらお金を貯めることができるため理にかなっていると言えます。
投資資金をつくるためには固定費削減も効果的です。

大学生におすすめの少額投資法

つみたてNISAで投資信託
投資信託は最低100円という少額から購入することができるため、投資資金が無い大学生でも始められます!
私も初めての投資は投資信託から始めました。
投資信託は複数の株や債券などをパッケージ化したようなものであり、簡単に様々な国や会社に分散投資を行うことができます。
しかも今は手数料が安いものも多いため、長期間で投資を行うにも最適です。
投資信託が何かよくわからない方はこちらも合わせてご確認ください。

そして投資信託を購入するのであればつみたてNISA口座を開設するのを忘れないでください。
つみたてNISAというのは「投資の利益に本来かかる約20%の税金が20年間かからなくなる」という国が推奨する裏技的な口座です。
つみたてNISAについてよくわからない方はこちらをご覧ください。

口座開設はネット証券が手数料も安いためおすすめです。楽天証券かSBI証券で開設しておけば問題ありません。
特に楽天証券は楽天カード払いで設定すれば1%のポイントまでもらえます。
これは投資を始めると同時に1%の利益を得られているのと同じですのでおすすめです。
楽天カードを持っていない方は手続きなど少し面倒かもしれませんがやるだけの価値があります。
ただし最初は何をどれくらいの間隔でいくらくらい購入したらいいのかわからないと思いますので具体的な投資の仕方を紹介しておきます。
投資信託のeMAXIS Slimというシリーズは手数料がとてつもなく安いためおすすめです。このシリーズならどれを買っても大きな失敗はありません。
それでもどれを買ったらいいのかわからない人はeMAXIS Slim 全世界株式なら間違いないでしょう。
投資信託は自動的に積み立てで買っていくのがおすすめなのですが、その間隔ってどうやって決めたらいいのか迷いますよね。
しかし長期で投資を行う前提でいけばこれは大した問題ではありません。
つまりあまりに間隔をあけすぎなければなんでもかまいません。
おすすめは毎月積み立てです。これは資金管理もしやすく、楽天カード払いの積み立て間隔も月1回だからというだけの理由です。
少額で投資できるのが投資信託のいいところという説明をしているので月100円でも構いません。
しかし、100円の投資ではあまり本気で投資に向き合うことができず、増えても減っても大した金額にならないのでおすすめしません。
できれば月3,000円程度で始めてみてください。
これくらいの金額だと大学生であればわりと真剣に向き合わなければならない金額だと思いますが、最悪一回飲み会に行かなければなんとかなる金額でもあります。
どうしたらいいか迷っている人は
- eMAXIS Slim 全世界株式
- 毎月
- 3,000円
この条件でつみたてNISAで投資を始めてみてはどうでしょうか。
※必ず儲かることを保証するものではありません。。。
その後は学びながら自分好みにアレンジしていきましょう。
\初めての投資なら楽天証券/
ネオモバで株
次におすすめなのがSBIネオモバイル証券(ネオモバ)で株を買ってみるということです。
投資信託にも株はもちろん含まれていますが、何百社もの株が組み込まれているものがほとんどです。
これが分散投資により平均点を狙いに行ける投資信託の強みであり、私が初めての投資におすすめする理由です。
しかし、やってみるとわかると思いますが、正直特にやることもなく面白みに欠ける方法でもあります。笑
また、実際の社会経済のお金の流れなどはいまいちよくわからないかもしれません。
そこであえて1社に注目して株取引をしてみてほしいと思っています。
分散されてない分株価の値動きも激しくなる場合もありますが、どういう時にどのような企業の株価が動くのかといった社会経済について深く学ぶことができますし、学ぼうという思いも強くなります。
ただし本来の日本株の売買は100株単位での取引となってしまうため大金が必要になります。
例えば1株=1,000円であれば100株=10万円が最低投資金額となるわけです。
大学生でいきなりこれだけの金額を用意するのは難しいと思いますし、仮に用意できたとしてももし株価が下がれば投資信託の利益が一瞬で消し飛ぶ結果になってしまいます。
これでは投資信託でせっかく分散投資している意味がないですね。
そこでおすすめなのがネオモバです!
ネオモバはなんと1株から購入することができます。
つまり1株=1,000円なら1,000円で株を買うことができるわけです。(株によってはワンコイン500円でも買うことができます。)
しかもTポイントで株を買うことまでできちゃいます!
これであれば大学生でも気軽に株を買うことができますし、株がどういうものなのか理解するにはうってつけです。
より詳しくネオモバについて知りたい方はこちらも合わせてご確認ください。

ソーシャルレンディング
そしてもう一つおすすめなのがソーシャルレンディングです!
これはまだまだ認知度が低いため知らない方も多いでしょう。
仕組みとしては個人の資金では不可能に近かった企業への融資をネットを介してたくさんの投資家から資金を集めることで可能にしたものです。
個人としての投資資金は少額かもしれませんが集めれば企業に融資するのに十分な金額になるよねということです。
もちろん融資したからには毎月支払われる利息分が分配金として受け取れます。
銀行のような役割を個人投資家たちで担っていると考えるとわかりやすいかもしれません。
最低金額はどのソーシャルレンディング事業者も1万円に設定しているところが多いため大学生には少し高い金額だと感じるかもしれません。
それでもこの投資方法をおすすめするのは投資信託や株のような値動きがないため落ち着いて投資ができるというメリットがあるためです。
お金を融資した後私たちにできることは「ただ待つことだけ」です。
毎日不安になりながら株価を気にする必要がなく、手間もかからず分配金が入ってくる資産運用は投資方法の選択肢に入れておいて損はないでしょう。(むしろ私は一番気に入っています。)
特に社会人になり忙しい時こそ、この投資方法は真価を発揮します。
ぜひこの投資も検討してみてください。
ソーシャルレンディング事業者にもいくつも種類があるのですが、私がいくつか使ってみて一番のおすすめはクラウドバンクです!
私にとって初めてのソーシャルレンディングがクラウドバンクであり、最初は騙さたり、損したとしてもそれも勉強と割り切り1万円の投資から始めました。
その後かれこれ1年ほど使っており、投資金額も50万円ほどになりましたがいままで分配金が支払われなかったことはないですし7%ほどの利回りで運用できています。
また、累計900億円を超える金額を取り扱っており、これだけの実績もあるというのは安心感があります。
迷ったらクラウドバンクを選んでおけばまず間違いはないでしょう。
私と同じようにまずは1万円から投資をして様子を見てみるとなんとなく仕組みが分かると思います。
クラウドバンクについてはこちらでも詳しく説明しています。

また、ソーシャルレンディングが自分には合ってそうだなと感じた方はクラウドバンクと相性のいいLENDEXについてもぜひ検討してみてください。

LENDEXの方が短期の運用で高い運用利回りを得られる傾向にあります。
まとめ
- 投資は早く始めるに越したことはない
- 投資経験を積むため
- リスク許容度を確認するため
- 社会経済について学ぶため
- 時間を味方につけるため
- 無駄な出費を減らすため
- おすすめの投資方法はつみたてNISAで投資信託・ネオモバで株・ソーシャルレンディング
投資については多くの人が早く始めればよかったと後悔しているため、もし少しでも興味があるのであれば早く始めてしまうことをおすすめします。
ただし、大きく稼ごうと焦らないように気を付けてください。
リスクとリターンは比例するため大きく稼ごうと思うと、大きく損する可能性があります。
投資で一番恐ろしいのは大損して投資をやめてしまうことです。小さな利益を積み重ねても一度の大きな損失で退場となってしまう人も多いです。
(私も投資を始めたばかりの頃はFXでそんな経験をしました。)
小さな利益ではあまり満足できないかもしれませんが最初は勉強のためだと割り切ってしまった方がいいです。
投資でなにより重要なのは投資の元本を増やしていくことです。
つまり最初は大きな利益を得られなくても安定してプラスになるような投資法を学び、身に付けることに重点をおいてください。
そうすれば将来的に投資元本が増えたときに大きな利益を手にできるようになります。

投資はあくまでも長期での運用を前提に考えてください。
いますぐにお金が欲しい気持ちは痛いほどよくわかりますが、将来的に増やしていけるような投資を心がけましょう。
つまり投資を始めたばかりの頃は「1万円を年利5%で運用してみよう!」くらいで十分なのです。
確かに1万円が5%増えたところで500円にしかなりませんが、銀行に預けた場合の金利が0.001%であることを考えればこれでも5,000倍です。
この事実だけでも投資を始める理由としては十分ではないでしょうか?